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消え行く街の書店 3割以上が赤字で半数近くが減収の実態

消え行く街の書店 3割以上が赤字で半数近くが減収の実態


秋の天気が肌寒くなり、読書の時間が増える季節がやってきました。

しかし、全国的に書店業界は厳しい逆風にさらされています。

書店に足を運ぶ人が少なくなっている現状が、経営面でも影を落としています。

東京商工リサーチのデータによれば、全国の書店の約3割が赤字を抱えており、売上も減少傾向にあります。

大手の電子書籍販売が伸びる中、紙媒体に依存する書店は苦戦を強いられています。

特に中小零細の書店と大手の間で、経営格差が大きくなっているのが現状です。

売上高ランキングにおいて、上位を占める紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂書店、有隣堂は全体の売上の3割以上を占めています。

大手は電子書籍やオンライン販売、さらには海外展開など幅広い事業展開でテコ入れを図っています。

一方、小規模な書店は地域密着型の経営を行っているものの、新たな対応が求められています。

2023年には倒産や休廃業した書店の数が新設数を上回り、国内の書店数は3年間で約半分に減少しています。

新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が一時的に歯止めをかけたものの、現在は再び倒産数が増加する傾向にあります。

都心部では、店主の目利きが光るセレクト型書店や著者の講演イベントに力を入れる書店が注目されています。

しかし、業界内での知恵の結集が欠かせないと指摘されています。

プログラマーとしては、このような状況で業界全体が新しいアイデアを取り入れることが急務であると感じます。

デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルを模索する時期に来ているのかもしれません。