Appleがウェブ版のApp Storeを公開しました。
これまでアプリの検索や紹介ページへのアクセスはアプリストアそのものやアプリ経由が中心でしたが、今後はブラウザーだけでApp Storeの内容を直接探せるようになります。
特に検索エンジン経由でアプリの詳細ページにダイレクトにアクセスできる点は、これまでのリダイレクト仕様からは大きな進化です。
ウェブ版App Storeは「Today」タブも備えており、iPhoneやMacのアプリストアと同じようなUIが用意されています。
まだ英語版(us)のページがメインですが、URLを直接指定すれば日本語(jp)ページも利用可能です。
各アプリの詳細ページもきちんと表示され、紹介や共有のためのURLも使いやすくなっています。
ただしウェブから直接アプリをインストールすることはできず、iPhoneやMacなどの各デバイス用App Storeへダウンロードページが誘導される流れは従来通りです。
なぜ今このタイミングで公開されたのかは不明ですが、このウェブ版の登場が今後はアプリ探しの新しいスタンダードになると感じます。
個人的には、これまでAPIレベルでApp Store情報を取得するのにいろいろな制約やリダイレクトが悩みのタネでしたが、このウェブ版の登場で情報取得やページ共有が楽になりそうです。
ブラウザーから一覧や詳細を見るのが当たり前になる日も近いかもしれません。

