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三菱UFJ銀行元行員の女に懲役9年の実刑判決 銀行のセキュリティはちょろかった?!

三菱UFJ銀行元行員の女に懲役9年の実刑判決 銀行のセキュリティはちょろかった?!


三菱UFJ銀行の元行員である山崎由香理被告が、支店の貸金庫を管理する立場を利用し、顧客の現金や金塊、合計で3億9000万円相当を盗んだとして、東京地裁で懲役9年の実刑判決が言い渡された。
検察側は「顧客の信頼を裏切る非常に悪質な犯罪で、金融全体の信用を揺るがす」として懲役12年を求刑。
一方、弁護側は「更生の意志がある」として懲役5年を主張していた。
山崎被告は「競馬やFXでの損失の穴埋めが目的だった」と説明し、「小遣い稼ぎのつもりが、ここまで大きくなった」と語っている。
裁判では涙ながらに「被害者の気持ちを一生忘れず、罪を償いたい」と述べ、社会復帰への意欲も見せた。
事件は三菱UFJ銀行のブランドにも影響が及び、「私一人の悪事であり、銀行全体が悪いわけではない」と謝罪の言葉を残している。
この一件からは、金融機関の内部セキュリティと、個人による運用資金管理の重要性を強く感じる。
今の情報システムでは、ヒューマンエラーや悪意の内部犯行は本当に防げるのか?
このあたり、セキュリティや監査ログ設計、アクセス権限の再考など、プログラム側からも見直すポイントが多そうだと感じた。
欲望と技術の間にある「穴」をいかに塞ぐか、エンジニアとしても興味深いテーマだ。