PCのパーツ価格が大きく動いている今、ちょっとPCを新調したい人にとってはなかなか判断が悩ましい時期だと思う。
特に2カ月でメモリが5倍になったという話を聞くと、「買うのは今しかないのか、それとも待つべきか…?」と迷ってしまいそう。


最近のPCは、AI機能を前提とした「Copilot+ PC」の登場をきっかけに、NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を搭載しCPUもどんどん新しくなっている。
Intel、AMD、Qualcommなど、どのメーカーも次世代チップを発表していて、特にAI処理性能を大幅に引き上げてきているのが印象的。
来年にはさらに高性能なNPU搭載や新しいCPUのモデルも続々と市場投入されるようだ。
とはいえ、今の半導体需要はAIの波に飲み込まれていて、メモリやSSDの価格上昇はしばらく続きそう。
Micronが一般向けブランド「Crucial」を終了して法人やデータセンター向けにリソースを割り振ったように、供給側もPC自作や個人用途を後回しにするほど。
秋葉原の店頭でもメモリ価格が爆上がりしているし、欲しい容量がいつまでも同じ値段で買えるとは限らない。
この状況、GPU価格の高騰をもたらした仮想通貨マイニングブームのときと少し似ている。
メーカー側が供給増に本腰を入れるまではどうしても需給バランスが不安定で、価格も乱高下しがちだ。
PCを買いたいと思っても、「数カ月待てば次の世代」「でも今メモリはまだ安い」「でもそろそろ在庫も怪しい」と、迷う要素が多い。
今後出るであろう次世代Copilot+ PCが大幅進化するかはともかく、現状価格やスペックに納得できれば“欲しい時が買い時”とも感じる。
ただ、「どうしても妥協したくない」というタイプなら、来年の新製品登場までのんびり様子を見るのもアリかも。


個人的には、現状のAI需要の爆発と部材供給のひっ迫がどこまで続くのか、今後の製品動向と合わせて注視していきたい。
今使っているPCが壊れないのを祈るばかりだ。

