ディズニーがOpenAIにおよそ1550億円を出資し、AI動画生成機能「Sora」を活用した大規模なライセンス契約が発表された。


これにより、「ミッキーマウス」「ミニーマウス」「リロ&スティッチ」「アリエル」「シンデレラ」「ベイマックス」「シンバ」など、ディズニーを代表するキャラクターはもちろん、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「デッドプール」「ダース・ベイダー」「ルーク・スカイウォーカー」「ヨーダ」などMarvelやLucasfilmのキャラクターまで、2000以上がSoraで自由に活用できる。
この提携によって、ユーザーはキャラクターの姿や衣装、小道具、象徴的な環境を使った短編動画を生成できるようになり、キャラクターの声やタレント肖像なども対象となる。
実際に生成されたファン動画は厳選のうえDisney+で配信予定ともされている。



映像AIの力を使って、従来にない形で物語やキャラクターと触れ合う体験が可能になるのはワクワクする。
個人的に技術的な観点で一番面白いのは、物語とテクノロジーの融合による新しい表現方法が誕生する点。
API連携やChatGPTを従業員向けツールとして導入する話もあり、AIが映像制作のワークフロー、ひいてはユーザー体験全体を根本から変える可能性を感じる。というか変えるだろう。
オーダーメイドディズニーアニメやリアルタイムマルチストーリーシネマとかもあり得るかも知れない。

