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そのタトゥーインク体内に取り込まれてます 10年後に破裂する爆弾

そのタトゥーインク体内に取り込まれてます 10年後に破裂する爆弾


タトゥーは個性やアイデンティティを表現する手段として、若者の間で定着しつつある。
その鮮やかな色彩や“華”やかさの裏には、知られざる体内リスクが潜んでいることが、最新の研究で明らかになったという。
スイス・ルガーノ大学の研究チームが「PNAS」に発表した内容によると、タトゥーのインクは皮膚に刻まれた直後、数分でリンパ系まで流れ込む。
そして免疫システムの“関所”とも呼べるリンパ節にまでインクが到達し、長期間にわたって蓄積されるという。
これが深刻な事態を引き起こしている。
体は異物を処理するマクロファージ(免疫細胞)でインクを取り込むが、過剰な負荷がかかると細胞死が起こり、その総数が有意に減少する。
つまり、体内のお掃除役が減り、慢性的な炎症や将来的な感染症への抵抗力まで落ちる可能性があるのだ。
ここでは「免疫の空白地帯」まで生まれかねない。
規制面でも世界的な動きが始まっている。
EUでは「REACH規則」に基づき、危険性の高いタトゥーインクの使用が厳格に制限されるようになった。
日本でもタトゥー施術は医行為と判断されたが、インク成分の安全性や規制ガイドラインはまだ発展途上とされている。
さらに、タトゥーインクに含まれる金属成分がMRI検査時に火傷の原因になったり、悪性リンパ腫との関連性も示唆されるなど、「目に見える事故以上」に体内で静かに進行する長期的リスクが浮かび上がっている。
医学の世界では「予防原則」という考え方があり、科学的な不確実性があっても重大な被害を避けるためには、事前に対策を講じるべきという姿勢が強まっている。
タトゥーを入れた人のリンパ節が手術時に黒青く変色している様子は珍しくないという。
単なる「色の変化」を超えて、将来的な健康への“沈黙の汚染”がじわじわと進行しているかもしれない。
施術から10年以上経ってリスクが上がるという疫学データも出てきている。
自己表現と引き換えに、私たちは何を支払っているのだろうか。

タトゥーも見た目の美しさだけに意識が向きがちだが、裏側で積み重なっていく“目に見えないトラブル”にどう備えるか、今こそ改めて考え直すべきタイミングかもしれない。