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9連休明けに退職代行サービスを使って退職する若者が激増のワケ

9連休明けに退職代行サービスを使って退職する若者が激増のワケ


退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロス(東京都港区)が、仕事始めの6日に過去最高の利用件数を記録した。
その数は256件に上り、最長9連休が明けてから依頼が殺到したのだという。
この原因は、過酷な労働環境にさらされる人々の声の高まりにある。
特にパワハラの相談が目立っており、心身疲弊している多くの人が退職を望んでいる。
利用者の中では正社員が最多で22件だが、パート・アルバイトが24件、契約社員が18件、派遣社員が11件という具合に、様々な雇用形態の人々がこのサービスを利用している。
アルバトロスの広報担当者も「心身的な理由での依頼が多い」と語っている。
興味深いのは、昨年の7月にも退職代行の依頼が急増した際、ボーナス支給後の週明けに同様のトレンドが見られたことだ。
このことから、経済的な余裕が人々の退職を後押ししているのかもしれない。
多くの退職者は、職場で心身を壊し、点滴を打つほどの状態に至っている。
が、世の中にはまだまだ退職を直に伝えることが怖い人たちが多く、「上司が感情的になって仕返しが怖い」といった相談もある。
代行サービスを利用することで、彼らは少しでも安全に退職を進めようとしているわけだ。
職場のルールや風土が変わらない限り、このトレンドは続いていくのだろう。
変化を求める声が高まる中、依頼を受けた企業側がどう対応するかも気になるところだ。
私たちプログラマーも、時には過酷な労働環境に苦しむことがある。
自分の健康を守るために、退職代行という選択肢が現実的になっていることに憤りを感じるが、それでもこうしたサービスが存在することには少し安心している。
なぜなら、働くことが本来の目的ではなく、健康で幸せな生活を送るための手段であるべきだからだ。